還元と酸化反応と金属イオンで金属めっきのしくみをみる

金属イオンを溶液中に溶かし、マイナス(−)にプラス(+)(あるいは負に正、または陰に陽)が吸い寄せられて吸着するのがメッキなんだと理解すると、金属のかたまりを溶液中に溶かしこむことは、安定した金属を人為的に塊から活性化させるということで、ここが金属アレルギーのパッチテストに使われる塩化金と同じかなと連想します。
わざわざ安定している金、だれも溶かせない金、王水でなければ溶けない金を。製薬会社が活性化させて皮膚科医師が患者の皮膚に塗る。いえ、正確には貼る。皮膚科のドクターは何がしたいのでしょうか。

汗と王水は月とすっぽんほど違うのに。なぜでしょう。疑問が次々に湧いてきます。

先日東京都の中小企業景況アンケートに答えたらお礼状が届き、そこには東京都立産業技術研究センター城東支所の案内があったので、HPを開いてみてみると、「化学」の項目に、めっきものの「塩水噴霧テスト」というのが載っていました。
なるほど、めっきされたものは、製品テストが行われていて、塩水を噴霧し続けてどうなるか、めっきが剥げないかをテストしているのかと感心しながら、ジュエリーはすぐに汗でメッキがはがれるのに、ジュエリー業界はこういうテストはしていないのだろうなと思ってしまったのでした。

めっきが汗で剥げなければどんなにいいでしょう。こんなすごい魔法はありません。中身の金属がどんなものであれ、外から見たら完璧に金です。眼で見える姿は完全にゴールドです。
しかし実際に金めっきされたネックレスなり、ピアスを夏に着用すれば、汗ではげてしまい金属イオンが肌に触ってしまいます。この原理で感作する金属アレルギー反応の再現を金属アレルギーパッチテストで行う際には塩化金酸を使っているのはどうしてでしょう。

金メッキに対してアレルギーになるかどうかを見るなら塩化金酸は有効なのかなとまだ理解しようと思います。
でも汗で塩化金酸になり得ないゴールド100%の24Kジュエリーをするために、塩化金酸のテストをするのはおかしいと思うのです。
だれも指摘しないけれど、変じゃありませんか?どなたか博士教えてほしい。金は安定しているのに、活性化しないのに。
活性化させておいた塩化金酸を使って誘発テストするのがパッチテストでしょう。

だいたい汗ごときでいちいち24金ゴールドが活性化していたら、その人の触るもの、握るものすべて酸化されて朽ちていくでしょう。アナじゃなくてエルサだったかな?氷の女王の触るものが片っ端から氷の結晶になっていくのをイメージしてしまいます。人間の皮膚のPhは7.3〜7.5あたりに決まっています。pH1の汗とか絶対ありえませんから。

言いたい結論は、誘発パッチテストで金に陽性反応がたとえ出たとしても、24金ジュエリーを首に着けて、アレルギー反応が出るとは思いません。
塩化金酸に陽性の体質の人でも、金粉のかかったカステラを食べてもアレルギー反応は起こるとは限りません。金粉入りのお酒を飲んでもアレルギー反応は起こるとは限りません。胃酸が金粉を溶かせるものではないから。
どこか内臓に蓄積するのなら、24金の固体をどうやって体液が溶かし得るのでしょうか。王水と同等の成分が生体内のどこに存在するのかだれか解説された論文が見つかりません、あったら教えてほしいです。

メッキ、とくに無電解金めっきの参照元