金属の色の呼び方 ぎんいろ

くれよんの24色セットに入っていたぎんいろ、きんいろ。

それが刷り込まれていて金属のことを銀色と呼ぶ方々がほとんどです。

チタンの無力の部分をさしてみなさんがぎんいろと呼ばれます。でも銀じゃないチタン色はぎんいろとだいぶ違います。銀と並ぶとステンレスの色と銀とでは銀が白いです。チタンと並ぶと銀は白色といってもいいです。チタンは温かい灰色。ステンレスは冷たい灰色。ジルコニウムはちょうど中間。そしてタンタルは一番青っぽい灰色です。銀色ではなくタンタル色と言ってほしいし、チタン色と言ってほしくて、お店では並べてこれだけちがいますよとチタン色をわかってもらっています。

プラセボと化粧品

薬のプラセボは自分自身実感するところが多いし、化粧品についても、高級そうなパッケージデザイン、CMや知名度、何よりもお値段が高いとぜったいに効き目があってきれいになる強いイメージが刷り込まれ、まんまとそれにあやつられています。灼熱のじりじりの太陽から日差しを遮るプールサイドのパラソルに10000円払い、その後日焼けのケアで肌を白く戻すシミ取り美容液に10000円を払って日焼けを帳消しにしようとする、CMとか消費に振り回され、プラセボに暗示にかけられ。広告代理店とかデザイナーとかモノにまつわる物語をこしらえて、イメージをつけて売る、これって身近な化粧品だけではなく、お菓子もランチもコーヒーも薬もそのシステムにのっかっていて。ジュエリー、指輪こそその最たるもの。

ぎっくり腰で、まわりから鍼を薦められはしたものの、それもプラセボだとつくづく思うのはひねくれているからでしょうか。カルテのPCの方ばかり見て、さっとレントゲン取っておしまいのドクターよりも、うんうんと話をよく聞いて手当てして時間をかけて針をうってくれる信頼できる鍼灸師の方がプラセボはばっちりなんだと思います。実際は自然治癒でしょう。

でもそれでいい。効くと思って飲んだ単なるビタミン剤で治る、きれいになると思いこんでつける化粧品で、肌がケアできる。高いから大事にする、とてもよいと納得しているから着け続ける結婚指輪。デザインもプラセボです。付加価値はプラセボです。

そしてプラセボのおまじないが一瞬にして奈落の底へと落ちてしまう、魔法が一瞬で血みどろになってしまうものがあるーそれがフェアトレードではないと知ったとき。紛争ダイヤだとわかったとき。紛争鉱物タンタルだったとわかってしまった時。

タンタルの不買運動をすると村人が困るのですか

タンタルの原石コルタンは村人が、子どもたちが素手で露天掘りできるような採り易い鉱石なので、武装軍によって収奪され、それが資金となって武器となって延々とDRC東部、ルワンダ周辺地域戦争が終わりません。無法地帯になっているから、罰するといった概念も交渉の席に着くということも、先進国の描く絵空事のようになってしまいます。だったらその資金源を止めてしまえばいいというと、そうなれば地元の収入はもっとなくなって困るのでは?という問題もあります。けれども豊富な武装資金が流れ込んんでいる状態のままでは、たとえ軍事力で介入され行使されたとしても、コンゴの紛争は解決できないのです。紛争当事者を潤わせているのはレアメタル、タンタルの取引で世界中から得ている資金だということも、なかなか世論に認識されません。

紛争ダイヤモンドの場合には武装勢力への武器の禁輸、石油の禁輸、渡航への制裁が実施され、紛争継続手段の断絶へ向けた制裁が行われました。

コンゴのレアメタル紛争の場合、どこをターゲットにどう効き目があるのか、研究している人がいるのを知りました。

現代アフリカ 紛争資源をターゲット制裁は紛争解決をもたらすか 華井 和代

なぜ制裁が進まないのですか 大国の利害

国連が介入しても、国連の中にもそのコンゴ民主共和国から出てくるタンタルでおいしい汁を吸っている大国も混ざっているから、利害関係が生じます。

タンタルを利用しているのは携帯電話であり、プレイステーションでありにんてんどーDSでありipodでありノートパソコンでありipadであり。充電して使うものすべて。。

ヒューマンライツウォッチ 犯罪への法の裁きを適切に確約する能力も、十分な中立性も持ち得ていないコンゴ民主共和国の司法制度 で処罰なき人権侵害が今もなお継続中。

レアメタルが豊富な国土から潤うことなく、1990年代以降、DRCコンゴ民主共和国は、レアメタル鉱山の警備員、民兵、およびコンゴの兵士たちが採掘権威を掌握し、鉱山の密輸から利益を得ている一方で、武器を振り回し、女性に対する性的暴力を犯しているという一連の犯罪に国も大統領も国際社会も黙認が継続中。

動画から知るコンゴ民主共和国DRC

シエラレオネのダイヤモンドとコンゴのタンタルの違う点

シエラレオネでのダイヤ採掘の様子の動画

シエラレオネもコンゴ民主共和国も、人権侵害、紛争が起きていて、人々が関心を持って認識が生まれ、企業への不買運動やイメージダウンを恐れた業界がじわじわ動き出して、大きな世論となり、政府や国連が腰をあげるという構図があるとして、大きく違う点はダイヤが高級品、あのキラキラのファッション誌を飾るセレブリティーのためのハイジュエリーのイメージを持っているのに対し、タンタルは原鉱石が精錬されたらもう姿かたちを変えてどこへどう製品となって出回るか目にみえなくなって生活必需品となってりまうところです。世論を動かそうとしても動いてくれない点です。

紛争解決に貢献したダイヤモンドの高貴なイメージ

ダイヤモンドと一言でひっくるめて言いますがたいていのダイヤは汚い石で、茶色い不純物が混ざっていてただの石、硬いだけがとりえの石がほとんどで、100円均一のダイヤモンドやすりにまぶしてあるだけの工業用の石、それもダイヤモンドです。その中でも選びに選び抜かれて透明で不純物が完璧に近い奇跡の石のほうだけが脚光を浴びるあのダイヤモンドになるのです。そして川をさらえばあのキラキラダイヤモンドが流れてくるのではなく、研磨職人によって奇跡の透明なまっさらな上質のダイヤだけが鑑識眼によって選ばれてジュエリー店に並ぶのであって、その工程の方が人件コストも販売コストもデザインコストも宣伝コストもかかっているから価値が位置づけられます。どんなダイヤでもダイヤモンドになれるわけではありません。単純に鉱山からダイヤモンドが採れているわけではないのに、そのきらびやかなエンドユーザーのセレブのイメージを上手に使って世論から業者へプレッシャーをかけることで理不尽な紛争をやめさせるための大きな材料の利用に成功できたというのがシエラレオネの紛争ダイヤの実情でしょう。ダイヤが悪いのではなく、仲介して紛争ダイヤをロンダリングする業者サプライチェーンがまかり通っていて。

紛争フリーキャンペーン

enough projectという団体があります。inough project 動画

紛争ダイヤがどこでロンダリングされるかを見つけ出すための紛争フリーキャンペーンが世論の認識を高め、企業へ圧力をかけることにつながれば前進。紛争フリーキャンペーンで、使い終わった携帯電話を送ってそれが寄付になるものや、現地にものやおかねを送るキャンペーンなどもありますが、現地のひとに送ったり、現地を助けるというよりも、エンドユーザーの認識を広めるためにキャンペーンをするのが最も効果的。調達元にそれぞれの調達元がプレッシャーをかけていくこと。

責任ある鉱物調達 調査説明会

タンタルの調達ルートをたどれますか?

紛争鉱物タンタルの追跡

責任ある取引Responsible Trade、Mike Loch氏

Dodd-Frank改革・タンタルのような紛争金属の問題に対する世界的な認識を高めるには。

グレーでブラックなマーケット

調達元を追跡するのは簡単ではありません。鉱山から商社、輸出業者、他国を経て精錬業者に至るまで、企業は原料供給ルートで多くのトレーダーを経なければなりません。AppleがiPhone用のタンタルを調達し、General Electricが電球用のタングステンを調達し、ジュエリー屋さんが1組の18金のマリッジリングにゴールドを調達するにはいくつもの工程があります。

シエラレオネのダイヤモンド採掘現場のドキュメンタリー映画を見てきました『ダイヤモンドの来た道~シエラレオネ 採掘現場の声~(原題:Voices from the Mine)』本編上映(約35分/日本語字幕付)
村上千恵氏(ダイヤモンド・フォー・ピース代表理事)による講演

資源を掘るコンゴで、あるいはシエラレオネでダイヤを掘る村人が賃金ももらえず搾取されるなら、「もうダイヤモンドを掘らなければいいのに。ダイヤは食べられない、タンタルは食べられない、お腹が満たされないなら、ダイヤではなくて、土に作物を育てればいいのに。」という疑問がわいてしまったけれど、その次の瞬間、フランス革命で市民が食べるパンがありませんと聞いたマリーアントワネットが「パンが無ければお菓子を食べればいいのに」と返したというのをふと思い出しました。アフリカへの理解が浅く、搾取に巻き込まれないように畑仕事をすればいいのにと思ってしまうところがもう平和ボケであります。

DRコンゴではもうサバイバルに必死で自然が美しいとかそんなこと考える余裕もなければ、自分の家でぐっすり眠ることさえ出来ず難民化し、いつ武装軍に襲われるかわからない、逃げるしかない、耕せば農作物が出来るにもかかわらず、村を棄て逃げなければならない、そうして残されて草ぼうぼうになっている空っぽの村があるのです。農業ができるなら土地は肥えていて十分自立できるにもかかわらずWFP( 国連世界食糧計画 )の食料援助に頼らざるをえない。(世界最悪の紛争「コンゴ」p.62)

資源の原産国で採掘に携わる貧困層へ教育や安全な暮らしを供給できるようになれば、フェアトレードを通して途上国へ貢献できているとわかれば、ダイヤモンドやレアメタルのエンドユーザーも社会貢献できることになります。

ブームになったフェアトレード

フェアトレードマークが貼られたコーヒーがアンフェアなコーヒーと並んで陳列されているのを日常目にします。ひとつのお店の中で、フェアトレードを扱うというポリシーではなくて、仕入れ元さんがフェアトレードマークというお墨付きを取得しているか否かの違いのように。

フェアトレードの結婚指輪

フェアフォンというフェアトレードの携帯電話があるように、結婚指輪もフェアトレードでなければいけません。Bandi Mbubi: バンディ・ンボビ「携帯電話にもフェアトレードを」

フェアトレードというワードにしばしば引き合いにだされているのは、どれも高級品イメージ付加価値のつけられ喧伝されたアイテムです。高級チョコレートVSカカオ生産者、高級ジュエリーVSシエラレオネの児童労働、フェアトレードの指輪、エシカルなジュエリーとは何でしょう?エシカルな結婚指輪、フェアトレードのウェディングバンドとは、まるっきり対等じゃないフェアじゃない生産者そ困ったまま黙認しない、困っている生産者へめぐりめぐって貢献できる製品を作ることです。発展途上国を救うとか社会に貢献するなんてそんな大それたことはできないけれど、せめて私自身の視点は変えられると思うしかありません。

¿ QUÉ ES EL COLTÁN ?

コルタンって?マンガでわかりやすい動画(スペイン語)

参照資料 コンゴ国連制裁委員会

coltan

Conflict minerals in Congo

寄付は自己満足?寄付がさらに貧困を招く

奢侈品しゃしひんと必需品の違い

紛争ダイヤモンドと紛争タンタルの違い

奢侈品 経済産業省 「奢侈品」政令対比表 参照

1 牛肉 1 牛の肉(冷凍したものに限る。) 0202

2 まぐろのフィレ 2 魚のフィレ(冷凍したものであつて、経済産業大臣が告示で定めるも のに限る。) 030487100

3 キャビア・その代用物 3 キャビア及び魚卵から調製したキャビア代用物 160431、160432

4 酒類 4 アルコール飲料 2203、2204、2205 2206、2208

5 たばこ 5 製造たばこ及び製造たばこ代用品 2402、240311、240319

6 香水 6 香水類及びオーデコロン類 3303

7 化粧品 7 美容用、メーキャップ用又は皮膚の手入れ用の調製品(日焼止め用 又は日焼け用の調製品を含み、医薬品を除く。)及びマニキュア用又は ペディキュア用の調製品 3304

8 革製バッグ・衣類等 8 トランク、スーツケース、携帯用化粧道具入れ、エグゼクティブケー ス、書類かばん、通学用かばんその他これらに類する容器(外面が革製 又はコンポジションレザー製のものに限る。) 9 ハンドバッグ(外面が革製又はコンポジションレザー製のものに限 る。) 10 財布その他のポケット又はハンドバッグに通常入れて携帯する製品 (外面が革製又はコンポジションレザー製のものに限る。)

11 衣類及び衣類附属品(革製又はコンポジションレザー製のものに限 る。) 420211、420221、420231 420291、4203 9 毛皮製品

12 毛皮製のオーバーコートその他の毛皮製品及び人造毛皮製品 4303、4304(製品のものに限る)

10 じゅうたん 13 じゆうたんその他の紡織用繊維の床用敷物 57

11 クリスタルガラス製品 14 ガラス製品(鉛ガラス製のものであつて、経済産業大臣が告示で定 めるものに限る。) 701322、701333、701341、701391、7117 (鉛ガラス製のものに限る。)

12 宝石 7101~7105、7116 15 天然又は養殖の真珠、貴石、半貴石、特定金属(銀、金、白金、イリ ジウム、オスミウム、パラジウム、ロジウム及びルテニウムをいう。以下 同じ。)及び特定金属を張つた金属並びにこれらの製品

13 貴金属 7106~7112

14 貴金属細工 7113~7115

15 携帯型情報機器

16 携帯用のデジタル式自動データ処理機械

原産地証明制度

産地が偽装されて、生産地がブランド化されて得する場合と、紛争鉱物のように、産地特定されたくない場合と真逆の思惑があるんだと、経産省のホームページで気づいてしまいました。

ダイヤモンドの産地を証明して、紛争ダイヤではないと声高に言うようになってきたのは、ダイヤがぜいたく品であり、高級品だったから、その印象が悪くならないように、企業も動きました。贅沢品と必需品というのが、経産省で明確に定義されているのは、その輸出入の際の関税に必要なこと。

ダイヤの場合、原石として入ってくるものだけが、証明書の発給の対象、キンバリープロセスの対象になっているけれど、もうダイヤモンドになってしまったらその対象ではなくなります。

タンタルも、原石の段階のコルタンではなく、すでにレアメタル金属タンタルになって日本に入ってきてしまうので、原産地などたどれないのです。

ダイヤの加工前
ダイヤの加工後
マーキング:クリーブの方向等をペイント
クリーブ:原石を2個以上に分割
ブルーチ:角を削り丸に近づける
ダイヤモンドの輸出入管理 経済産業省

金属アレルギーのメカニズム:金属は汗で溶けるんじゃない!金属表面上で反応が起きてる!

汗で金属が溶けるみたいな表現をしてしまいがちなのですが、イオンですから金属がまるで溶けちゃうみたいなことではない、金属界面の上で、反応が起こるってだけですから。金属がシュワしゅわと溶けてしまうようなまるで劇薬のような汗をかく人間がいるとかいないとかそういうはなしではなくて。

金属のなかでも、みのまわりの実用金属は空気の中の水分とか、汗の水分とか塩素とかに反応がスタートしてしまう、そういう宿命なのであって。そもそも金属は土の中というか地球の中に酸化物とか水酸化物で居た方が安定していたのを無理やり電気分解とかして、金属単体の状態にまで一生懸命精錬した人工物なので、自然のすがたに戻りたいよ~早く土に還りたい~といつも叫んでいるわけで。

アクセサリーをすると、夏の汗の塩素と水分と反応が起きる、チタン以外の金属は反応スタートしてしまう。だから金属アレルギーになる。そしてチタンは反応を自分で食い止めちゃう不動態を作っちゃう。だからぜったいに金属アレルギーにならないってこと。

ヒトの免疫という前に、電気現象。

金属の腐食のメカニズム

世界を知るためのレンズが金属と鉱物になってきて

焼き物、陶芸というのを偶然の産み出す芸術という言い方があるけれど、
焼いたあとにどうなるかを計算して作る逆算して準備する創作であって、決して行き当たりばったりの偶然ではない気がするのです。
釉薬の融点が色によってちがうこと、混ざったらどうなるか一度試した事を覚えていて次に試すくりかえしで作っているのです。
電気の窯の加熱時間はコンピューター制御ですので、お料理のなまやけも無ければ、焦げもないのですが。土の厚みが部分的に違って差がありすぎたりしますと乾燥したところと湿ったところの差が引っ張られて割れたりひきつったり。土がばらけたり、よく絞めないとそこから変形したり。完全に乾き切っていないうちに焼いたりすると、水蒸気爆発したりもします。
土をこねて焼くなんて太古の昔から人類の祖先もやってきた、脈々と繰り返してきたこと、土とか鉱物とか金属が地球の地中からやってくる事を実感できる身近なクラフトが陶芸で、それを通して土偶も愛おしく思えてくるし土を焼いて器をつくるなんて昔と今とまったく同じじゃないか。

と、そんな鉱物って材料が地球にあったのだっていうこと、何気なく使っている金属も鉱物からつくっているんだなっていうこと。とっても身近なところでは、血液のヘモグロビンも鉄がないとだめだっていうこと。

お正月恒例の大学の箱根駅伝のはなしをしていたら、長距離を走るためのスタミナ持続に鉄分の注射なんていうのがあるとかで、成績至上主義っていうのか、ドーピングにならないのかっていうのも、鉄分のおはなし。金属はからだにないとだめだけれど、多すぎても内蔵によろしくない、かえってあとあとぼろぼろになってしまうんだそう。

コンゴのタンタルが紛争を呼び込むのも、ゴールドが紛争を呼び込むのもダイヤモンドも地球から採ってくるものからできているし。

陶芸って何なんだろう。文化って何なんだろう?価値の高い作品って何なんだろう?欲しがられるものってなぜみんなが欲しがるのだろう?物欲、手に入れたい欲、経済と作品は関係あるのかどうか。そこにはあやつる人もいますし、あやつられてしまう立場の人もいますし。プラチナに価値があると思わされているけれど、プラチナは実は宝飾より自動車の排ガス用の触媒という工業用の金属です。ジュエリー業界のコマーシャルはプラチナといえばゴールドの上のようなイメージを植え付けますし誰もがそう信じます。

あやつられるのは日本の消費者だけではありません。

DRコンゴの難民もルワンダで別の意味であやつられています。難民の中に子どもは子ども兵士としてリクルートされるだけではありません。コルタンの採掘場の40メートルの穴の中で有毒の水に浸かりながら、素手または素足で洗いだす作業に従事させられていたりします。細い穴の中は子どもひとりが入れるほどの狭いところなので子どもが労働を強いられています。

資料*「あやつられる難民」政府、国連、NGOのはざまで 第3章p.166 米川正子

軍事行動でコンゴ(民)の紛争の原因を解決できるか

タンタルとレイプの悲しい関係

PKO,国連は、どこに介入すべきかをどうやって選ぶのかについて、

武力行使自体を悪とする政府と、人権の追求を善とし、人権侵害が生じた場合には武力を選ぶ政府とがあるって。自国の若い兵士の大事な命を危険にさらすだけの価値とは。国連が介入して救い出そうとしている命よりもわたしたちの命の方が大事と考えていると人権のための戦争の矛盾。地球上のどこに関心を示すべきかの判断と国益。資料*:なぜ、世界はルワンダを救えなかったのか p,479

AI兵器

フードファディズムとタンタルとコンゴ

こちら側の意味があれば、その反対側にも対極の意味があります。一面的に偏った見方の弊害はファッションだけのことではありません。

食品にしてもフードファディズムがおこるのも、商業の思惑が働き人を洗脳していきます。例えば健康に対しての障壁となるもののイメージについて、一般の人は食品添加物や農薬、化学肥料を気にしますが、医者によれば、飲酒、喫煙、体重増加です。認識に大きなかい離が存在しています。メディアの都合によって情報操作が著しく働いています。水も、水道水よりミネラルウォーターの方がきれいな水だと刷り込まれていますが、ミネラルウォーターの食品衛生法による安全基準値よりも水道水の水道法の方がヒ素に対しても不純物に対しても安全管理ははるかに厳格です。

薬に対しても副作用という言い方に敏感になりますが、どのような野菜でも豆でも摂取しすぎれば有害なミネラル、金属が入っています。お米にも香茸にもカドミウムが入っていますし、からだに良いとされる成分と有毒な成分とが背中合わせになっています。一面だけ取り上げてメディアに踊らされているのが現状です。都合のよくないことは報道されません。

タンタルのブラッドタンタルの側面に日があたってしまうと都合がよくないのでスポンサーの手前、ノーベル平和賞を受賞したコンゴ民主共和国の医師のことも大きく取り上げられません。

ユージンスミスと水銀から見えてくるもの

環境を護りながら金属を使う

金属アレルギーを考えていくと、金属がどこからくるのかという疑問と、土の中からという答えからさらに疑問がわいてきます。
ほうれん草を食べて鉄分を補給して貧血を改善したいとよくいいますが、その鉄分と金属の鉄は同じなの?とか。
さらにまぐろの水銀はどこからくるの?
そしてジュエリーのゴールドの採掘で使われているアマルガムの水銀。
漆塗りの朱色も辰砂(硫化水銀)。辰砂は陶芸の釉薬にも。

フォトジャーナリストユージンスミスが水俣を撮り続けていました。
水俣国際条約ができて、水俣に世界が学び環境を考えるようになりました。
水銀が生物濃縮されると聞いても今の人にはピンと来ないかもしれませんが、当時の水俣病といえば4大公害病と習ったのは記憶が浸み付いています。
水銀の濃縮と身近に実感したのは、厚生省からの「妊婦はマグロ食べないで」のおふれです。ツナ缶もだめだよ。というおふれ。
日本人はマグロ大好きで、日本の食文化です、それを危険だから摂取しない方がいいですとふれまわるのですからよっぽどのことなのです。では妊婦ではない大人は水銀いいのか?という疑問も湧きました。言い訳は、胎児は水銀を排出できないから。成人は排泄されるからというりくつです。ちなみにアメリカは胎児と小児も食べないでということになっています。水俣湾の魚のメチル水銀は排泄されなかったのに。
正確には日本でも全く食べないでとは言っていません。週に2回までにしてねといった量を示しています。
ちなみに魚の中で一番水銀を貯め込み、なおかつヒトの口に入る可能性の高さナンバーワンのお魚がマグロです。ほかにマスとかもありますけれど。
ユージンスミスの写真から感じること、ほんとうに水銀あるのだなと思います。
今や水銀は蛍光灯にも体温計にも使われない方向になっています。生産をストップ。でないと、ゴミ焼却場で水銀体温計が燃やされて空気中に蒸発した水銀が拡散するので水銀の蒸発も計測されるようになっています。
水銀は金を抽出するアマルガムに使われ奈良の東大寺の大仏にも使われましたので、奈良時代の仏像金箔職人はたくさん水銀中毒患者が出ていました。昔は知識がなくひどかった。
水銀はゴールドの鉱山でも金の抽出のために大量に使われ、河川に流れ海に出てマグロに凝縮され遠洋漁業で日本にも関係している濃縮の構図があります。

有機水銀と無機水銀は違う

アマルガムは歯科治療にも使われ、子どもの頃は私もアマルガムを詰められた記憶があります。歯医者さんの治療台の上にはアルコールランプのような炎が燃えていたんですが、それで加熱してやわらかくなったアマルガムを削った歯の中に詰めていたのです。今では紫外線硬化するレジンがありますので使われなくなりました。水俣病のメチル水銀とアマルガムはまた違いますが。
赤チンも傷口に塗られました。皮膚の表層に重金属がついたからといって、それが皮下まで浸透するとは思わないのですが、保健室や自宅で塗ったのは皮膚が損傷した傷口の記憶。赤チンは水銀が入っていたというのは誤解で、製造過程で水銀を使い廃液が下水に流れることで環境汚染につながるとして今は使われなくなりました。傷に対してひとりひとり脱脂綿とピンセットを使うことなく、マジックインキのようにスポンジに含ませた赤チンを学校全員で使い回していたのを考えるとと、使い回しされた注射針が想起されます。
赤チン~水銀化合物の歴史より抜粋===============
赤チン、戦後になっても比較的広く使用されていました。しかしその後、アセトアルデヒドの合成時に発生する(と考えられる)有機水銀化合物により、熊本県水俣湾でのチッソ社(現JNC)による水俣病、新潟県阿賀野川流域での昭和電工による第二水俣病が起きたことは皆様ご存知だと思います。その恐ろしい毒性と高い蓄積性で多数の被害者を出したことを受け日本国内では1973年、1974年にはそれぞれDHMを含む医薬品や農薬での水銀化合物のほとんどが国内製造・使用禁止となりました。
================以上抜粋おわり

一番ショックだったのは、ユージンスミスが水俣の写真を撮り続けていた時に、チッソ社内五井で水俣病患者と共に襲われて大腿骨と頸部とを折られNYに帰国を余儀なくなれ右目の視力を失っていたと知ったことです。
ユージンスミスといえば、子どもが手をつないで森の出口のトンネルから抜け出す後ろ姿のあの写真で有名ですが、そんな最後を迎えていたとはショックでした。チッソという会社はいまでも在ります。
ユージンが写真によって言いたかったこと、産業発展の一方で、工場から出る廃棄物による害で暮らしが一変してしまう弱者がいるということ。水俣の場合はチッソという会社を天守閣にした城下町のひとたちが水銀の魚介類を食べ、各家庭に患者を抱えることになった事件で今も続いています。
企業の責任CSRとサスティナビリティ

環境を考えることは自然に回帰すればいいということではありません。もうモノを作らず舗装もなくし、電気のない土と自然のいなか暮らしをすれば良いというものではありません。環境省 持続可能な環境と経済
有機水銀化合物の毒性はいつ頃から明らかになったのか?

金箔を食べる日本人と食べたゴールドはトイレから下水処理と行き着くところとは?

神宮の新国立競技場もだいぶできてきました。ロンドンにオリンピック後の施設の視察に行っている小池東京都知事が「サスティナビリティ」という持続の観点をコメントしていたのを報道で見ました。
環境にも鉱業にも、だから金もリサイクルされますが、日本人は金箔の乗ったケーキや肉や金箔のソフトクリームを喜んで食べます。金粉入りのお酒を飲みます。ためにプラチナ箔もみかけます。それらは身体に吸収されることなく、うん◎になって下水に流されます。下水処理されきれいな水が河から海へ。リサイクルできないのではないかと思ったのですが、なんと長野県の下水からは金が採れるのだそうです。
しかもかなりの利益が上がってしまうレベルで。
トイレの下水は資源の宝庫/日経新聞電子版
ということは、長野の人は金箔をたくさん食べている県民なのでしょうか?金箔をなんでもかんでもいれてしまうのは金沢県だと思いますが。
長野といえば諏訪はジュエリーで有名な街でもあります。金が廃棄処理される過程で下水に流れているのか、それとも長野の諏訪湖でゴールドが採れるのかは不明だそうです。
周辺の温泉水に金が含まれていて下水に混じるのか、電子基板に金メッキを施す精密機械工場から排水に流れ込んでいるかとこちらの記事スイスでも金銀レアメタルが下水から採れたと書かれています。

金属アレルギーの負のプラセボ効果

金属で異変がからだに起きてしまった記憶が染みついてしまった人。金属を触っただけで脳が反応してしまう人もいます。
プラセボの逆バージョンで、尊敬するお医者さんに頂いた薬が、たとえビタミン剤だったとしても、信じて飲んでいると病気が治っているといった実験は結果が実際にでています。
治験は、かならずプラセボ効果が出ないかたちで、薬のどちらかがどっちの比較という中味を患者に知らせない、医師にすらも知らせないで薬のデーターを採ります。
心理的に効いてしまうからです。
金属アレルギーも、純金、純プラチナ、純チタンであれば化学的には反応することがないのですが、金に銀やニッケルが混ぜられたものも市販されたり、プラチナと思ってもパラジウムやニッケルが混ざったりとジュエリーはいろいろです。チタンといいながらピアスのポスト部分しかチタンでなかった場合などピアスのヘッドが真鍮なら耳に当たってしまうからです。

金属アレルギーだと自覚しているひとは、何の金属でもぴりぴりしてしまう、もうからだから信号がくる前に神経がバリアーを張って拒絶する拒否反応を送ってしまうようです。金属アレルギーの場合、実際に金属に触れてから遅延型といって1週間後に症状が出たりするものもあるので、触った瞬間に金属アレルギーというのは出るには短すぎるのです。汗と反応しないと化学反応は起きないので、触った時に汗をかいて金属のイオンが溶けてヒトのたんぱく質に出会う前にびりびりくるのは物理的には説明ができないでしょう。
ラムネの錠剤でも効き目が出るのですから、その逆の金属アレルギー自覚も、負のプラセボの効き目が出てしまうのだと思います。

鉱物アレルギーと金属アレルギー

鉱物オイルとか天然由来の植物オイルというワードが化粧品関連で使われますが、あたかも天然由来が安全で、石油由来が危険といったイメージを示唆されたりしがちですが、実際にベビーオイルにしても高度に精製されたオイル、それから天然だと言ってもアーモンドオイルや胡桃オイルが揮発しただけで瞬時にかぶれてしまうひともいます。いちがいにアレルギーは金属がからだに良くないとか、天然なら大丈夫といったことはあてはまりません。花粉は天然のものです。