フードファディズムとタンタルとコンゴ

こちら側の意味があれば、その反対側にも対極の意味があります。一面的に偏った見方の弊害はファッションだけのことではありません。

食品にしてもフードファディズムがおこるのも、商業の思惑が働き人を洗脳していきます。例えば健康に対しての障壁となるもののイメージについて、一般の人は食品添加物や農薬、化学肥料を気にしますが、医者によれば、飲酒、喫煙、体重増加です。認識に大きなかい離が存在しています。メディアの都合によって情報操作が著しく働いています。水も、水道水よりミネラルウォーターの方がきれいな水だと刷り込まれていますが、ミネラルウォーターの食品衛生法による安全基準値よりも水道水の水道法の方がヒ素に対しても不純物に対しても安全管理ははるかに厳格です。

薬に対しても副作用という言い方に敏感になりますが、どのような野菜でも豆でも摂取しすぎれば有害なミネラル、金属が入っています。お米にも香茸にもカドミウムが入っていますし、からだに良いとされる成分と有毒な成分とが背中合わせになっています。一面だけ取り上げてメディアに踊らされているのが現状です。都合のよくないことは報道されません。

タンタルのブラッドタンタルの側面に日があたってしまうと都合がよくないのでスポンサーの手前、ノーベル平和賞を受賞したコンゴ民主共和国の医師のことも大きく取り上げられません。