金属アレルギーの負のプラセボ効果

金属で異変がからだに起きてしまった記憶が染みついてしまった人。金属を触っただけで脳が反応してしまう人もいます。
プラセボの逆バージョンで、尊敬するお医者さんに頂いた薬が、たとえビタミン剤だったとしても、信じて飲んでいると病気が治っているといった実験は結果が実際にでています。
治験は、かならずプラセボ効果が出ないかたちで、薬のどちらかがどっちの比較という中味を患者に知らせない、医師にすらも知らせないで薬のデーターを採ります。
心理的に効いてしまうからです。
金属アレルギーも、純金、純プラチナ、純チタンであれば化学的には反応することがないのですが、金に銀やニッケルが混ぜられたものも市販されたり、プラチナと思ってもパラジウムやニッケルが混ざったりとジュエリーはいろいろです。チタンといいながらピアスのポスト部分しかチタンでなかった場合などピアスのヘッドが真鍮なら耳に当たってしまうからです。

金属アレルギーだと自覚しているひとは、何の金属でもぴりぴりしてしまう、もうからだから信号がくる前に神経がバリアーを張って拒絶する拒否反応を送ってしまうようです。金属アレルギーの場合、実際に金属に触れてから遅延型といって1週間後に症状が出たりするものもあるので、触った瞬間に金属アレルギーというのは出るには短すぎるのです。汗と反応しないと化学反応は起きないので、触った時に汗をかいて金属のイオンが溶けてヒトのたんぱく質に出会う前にびりびりくるのは物理的には説明ができないでしょう。
ラムネの錠剤でも効き目が出るのですから、その逆の金属アレルギー自覚も、負のプラセボの効き目が出てしまうのだと思います。