金属アレルギーだと料理にアルミ箔、缶飲料に反応する?症状が出ますか?

Alアルミと金属アレルギー

金属アレルギーだから缶詰食品や缶コーヒーでアレルギー症状が出ますか?
スプーンにフォークもステンレスですが、鉄鍋で調理された中華は大丈夫でしょうか?
アクセサリー関して金属ばかり心配され、日用品を除外して考えられているのでしょうか?
金属アレルギーがどの金属もダメということはありません。こちらにそういった金属アレルギーの質問と答えが載っています。

結婚指輪については毎日つけて暮らすという点で貴金属を、問題にされる方が多いと思うのですが、どの金種に反応してしまうアレルギーなのかは人によって全然違うという事です。

包丁を握るだけで手が痒くなるのか、アルミ缶飲料やアルミの雪平鍋、銅のお鍋など身の回りは実は金属だらけで生活しています。

Niニッケルと金属アレルギー

ニッケルによる金属アレルギーが最も症例として多く、注意したいのですが、身近なものの何がニッケルなのかわかっている方は少ないと思います。
ニッケル単体であまり使われることはなく、ニッケルはめっきの下地として使われ、使用により汗でじわじわと皮膚に浸み出してアレルギーを引き起こす原因となっています。
ニッケルが金属の中にブレンドされている場合は、別の合金となっていますので、直接ニッケルに触れたときとは違った反応をします。例えばステンレスに皮膚が触れてもニッケルやクロムがブレンドされていますが、サージカルステンレスなど金属アレルギー症状の極めて少ない金属もあります。

下着のカギホックやボタンにニッケルが下地とされているめっきものが多く使われています。
海外ではニッケルが有害という認識がありますが、日本では禁止されるところまでまだいっていないため、金属アレルギーに悩む方が増えているのが実情です。

金属アレルギーは個人の体質ですか?

金属アレルギーなのですが、酸化チタン入りの化粧品を使っても大丈夫ですか?
化粧品メーカーの回答
抜粋ファンデーションや日やけ止めには「酸化チタン」や「酸化亜鉛」、「酸化鉄」といった金属の名前が含まれる原料を配合していますが、これらは金属酸化物といって、金属に由来する化合物です。これらの金属化合物は十分な安全性チェックが行われています。しかし、アレルギーは個人の体質によるところが大きいので、ご自身がどの金属に対するアレルギーを持っておられるのかを知り適切な対応をとるため、医師にご相談されながらご使用することをお勧めします。抜粋おわり

この回答だとひとによってはだめ、ひとによっては安全といった誤解を生むこたえかたです。しかし酸化物というのはすでに反応が終わっています。
たとえば鉄は塩酸で溶かされてしまう金属なのに、酸化鉄になれば塩酸に溶けない金属になります。塩酸はたいていの金属を溶かしてしまうおそろしい強酸です。
チタンはもともと塩酸にも溶かされませんが、酸化チタンになればさびない、反応しないチタンになります。
チタンの場合、皮脂や夏場の汗の中の塩素にも反応しません。人のたんぱく質にも反応できません。なぜなら酸素と強烈な結びつきのせいで、人体と反応できなくなっている、反応済みだからです。

そろそろチタンの金属アレルギー安全宣言

1998年から1例も出た事がない、神宮前に店を構えて金属アレルギーの数え切れないほどたくさんのお客様にチタンの指輪を作り続けて来たのです。チタンアレルギーが一人も出た事がないのが現実です。
皮膚科でもチタンのピアスが推奨され、歯科でもチタンのインプラントが使われているこの事実。
金属アレルギーの金属
→図録
通常の皮膚科のパッチテストはジュエリーに関係ない水銀やマンガンなどの試料があって、疑問を感じていましたが、すぐ近くの神宮前6丁目の皮膚科クリニック様でピアスに関係する金属で金属アレルギーが出るか調べられています。

金属アレルギーの原因は金、パラジウム、イリジウム、プラチナ、銅、銀の順。

どんな体外物質でも金属アレルギーの原因となりうる、チタンも絶対とは言えませんと唱え続けてきましたけれども、どれだけの事例を重ねたら告白できすのでしょう。もうそろそろいいのでは?「チタンこそ安全」と。

2.もう一つ声高に言わせてほしいこと。
金属アレルギーのパッチテストを薦めるのをもうやめよう!

金属アレルギーならパッチテストを、と誰もかれもが言うけれど、疑問に思う。
なぜパッチテストを薦められるのか?それは金属アレルギーの原因は全ての金属であるわけではないので、原因の金属を外すと劇的に改善されるからということらしい。
けれど、体内に異種金属があれもこれも混在させられる治療自体よろしくないことは医学の現場も常識になった時代。チタンを使っていれば問題は起こらないのに、骨折の治療にもチタン、インプラントにもチタン、皮膚科のファーストピアスにもチタン。そうすればパッチテストでロジウムやパラジウムやインジウムであえて赤くさせる必要がないのであります。

安全か危険か 2極論

チタンは安全ですと言いながらも、農薬は安全か危険か。放射能は危険か安全かの極論がみんな好きなのか。
農薬はむかしほど危険じゃない、と思うしかないし、あえて放射能もそういう考えで、福島産の野菜を積極的に買って風評被害を無くすようにと思う。
その一方で無農薬野菜とか有機野菜といった響きにつられてレストランに入る。
不動前の有機野菜のバイキングランチに入ったら、無農薬の野菜とは本来こういうもので、スーパーに売られているものはすべて農薬がたくさん使われているから、もっと有機野菜を宣伝してと店主がしきりに話しかけてくる。けれど、農薬=危険=風評を拡げろというふうに聞こえなくもない。わたしたちは放射能も農薬もいっぱい浴びて神経質にならないように、グランドの土も庭の土も除染除染とキーキー言わないようにしないと、放射能ヒステリーになってしまうということを3.11でいやというほど経験してきている。レストランは農薬を敵だと宣伝してほしいらしい。これはそういった風評でスーパーマーケットのふつうの流通野菜を落として有機野菜を上げる戦法とどこが違う?

消防署の指輪カッターでチタンの結婚指輪が硬くて切れないはうそ

間違いだらけの指摘にこそ注意

危険、悪影響というワードの記事で目をひこうとする無責任な言説があります。チタンは切れないから危険というのは間違いです。消防署で切れた結婚指輪消防署(*1)に指輪を切断するリングカッターが用意されている事をご存知でしょうか?

指輪がはずれなくなることはない。気持ちの上だけで”外れない”と思いこまないことが大事です。

あまり指輪を着けたことがない方へ

はずれます。ヒトのからだは60%が水分です。液体でできているといっても過言ではありません。常に流動的です。太っても骨は太くなっていません。指輪はきついときもあればゆるいときもあるのがあたりまえです。指の太さ、号数はとても変わり易い、戻ることも容易です。

指輪をはずすタイミングを逃して、いつのまにか指から指輪がはずれないくらい急激に膨れ上がるなどという事は、よっぽど何かの事故でないかぎり起こりません

指輪を毎日着けていて、指輪がきつく感じると、指輪をはずしたくなってしまうものです。ちょっとでも圧迫感があると、着けているのがいやになるので、すぐに外すことになります。はずれなくなる前に着けなくなってしまうものです。
ですから指輪がはずれなくなるまでずっと放って置くというのは、指輪を知らないライターさんのいいかげんな記事です。
チタンの指輪を手作りしたことのない方によって都市伝説か、デマゴギーが流布されていますが、人気のチタンの結婚指輪があまりにも硬くて切れないから危険なのでは?ということを読んだというお客さまからのご相談が寄せられました。
「はずれなくなったら危険だから少しゆるめでオーダーしておいた方がいいのですか?」
と聞かれることもあります。将来のはずれなくなる予定もないのに、ジャストでないサイズで作る必要はありません。将来太るかもしれないからといって、大きめサイズで作ってしまって、いつのまにか失くしてしまったのでもう一度ジャストサイズの結婚指輪を作り直したいと、来店されるお客様も居ます。

消防署でもチタンは切れない?   いいえ。

答えは「切れます」。「チタンが硬いから消防署で切れない」というのはうそで、実際に急なご病気が原因で慌てて消防署で切ってしまった事例があり、工房に実際に真っ二つにカットされた指輪のパーツ二つをお持ちいただいたこともあります。
消防署は結婚指輪を切って指から外すときどうやって切るか、皆さんはご存知でしょうか?リングの対面の2箇所カットするのです。一箇所を切って拡げて指からはずすのではないのです。180℃の位置で円を2箇所切り込みを入れて安全に外してくれます。
消防さんの方でも、出来るだけ切らないではずせるように試すと署員さんもおっしゃっています。すべるように何かを塗ったり、意糸を巻いてはずす方法も心得ていて試すそうです。それでもどうしてもという場合のみ切断となるそうです。

プラチナとチタンの指輪

チタンですとプラチナのようにすんなりは切れません。

通常のプラチナの結婚指輪はとてもやわらかく、ほんの少し力が加わるだけで変形しやすいのでつぶれたり歪んでしまい、指から外れなくなるケースもしばしばあり、消防署でカットしてしまう事例が数多くあります。

一方チタンはどうでしょう。
ネット上では未知の強いチタンの指輪に対し、切れないのでは?というイメージが流れています。
チタンリングはゴールドの指輪のように簡単には切れません。しかし実際に切れます。

署員さんは指輪カッターの刃を途中で交換し、替え刃2枚使って切ってくれました。

おかげでカットされたチタンの指輪の断面はスパッととても美しい断面をしていました。切れ味の良い刃を使ったことがわかります。消防署員さん2人がかかりで。
でも、極端なお話ですがすずめ蜂に刺され指輪を外さなければいけなくなった緊急時、チタンの結婚指輪は切れないから危険だ、プラチナの指輪なら簡単に切れるから安全だということにはならないでしょう。

 

歪み易いプラチナと強すぎるチタンどちらが危険?

だれも言わない貴金属の危険性

曲がり易いプラチナの方がはずれなくなるので危険だと言えます。
タングステンの指輪の場合はリングカッターの刃の硬さを上回るかもしれませんが、国産純チタニウム100%は加工可能な金属です。手彫りしたり、切れ目を入れたり加工出来、思い通りのオーダーメイドで、どんなデザインも思いのままに手作りできる金属です。なおかつ傷つかない丈夫で金属アレルギーの味方という唯一の金属素材なのです。
(*1)東京消防局来署するには事前に電話連絡を入れて時間を伝えてからとのことですが、指輪は入ったものは必ずはずせます。脂肪は移動します。お肉は絞ることものばすこともできます。指の骨は太らない
指輪が抜けずらいのは、関節の皮膚がだぶついて、ストッパーのようにひっかかってしまうだけです。関節にデンタルフロスを巻きつけたり、セロテープを張ったり、簡単に抜く方法はあります。焦らないでクールダウンすれば、潮の満ち引きのように、抜ける時間帯があるのです。
突然のご病気で、細胞の浸透圧が調節できないような急激なむくみでなければ、指が細くなる時間帯を待ってはずすことができます。太っても人間のからだの60%が水分です。骨が太るわけではないので、指輪はこつがあればはずすことができます。

つき指で骨は太くなる?

つき指をして一時的に指が太くなるのは変形性関節症です。軟骨の損傷によって指に変化が起きます。しかし骨が怪我の度に丈夫に生まれ変わって前よりも太くなっていくということはありません。残念ながら何度も骨折するほど骨が太く成長することはできません。骨を鍛えて鍛錬を重ねても骨を太くすることはできません。骨を強く丈夫にするために毎日注射を打てばスカスカになった骨を補う方法はありますが、骨の造り自体、骨の直径を太くする、あるいはもっと慎重を延ばすための薬はありません。
指が太くなったり細くなるのはその骨ではなく、骨をとりまく筋肉や血流、発汗に起因しています。骨が太く成長するのは結婚する年齢以前で、一般的に結婚指輪が骨の成長のせいできつくなることはありません。

食品添加物でも同様に、危険でない適正な添加物を悪い、劇薬などと決めつける記事も正しい解説と指摘により削除されています。食品添加物を悪く言う間違った指摘こそ注意と警鐘を鳴らす専門家

タングステンの指輪は抜けなくなるといううそ

タングステンの指輪はとても硬いから抜けないと指輪カッターでも切れないから危険!という人はあまりにも指輪を知らないひとの記事。あまりにもタングステンを知らない。

タングステンであろうとステンレスでもチタンでもジルコニウムでも、指輪が抜けなくなることはないし、切れないというのも間違いで、実際に消防署やジュエリー店でも切れます。加工が出来る、指輪にできるのですからカットもできます。

指輪を切る前に出来る対処法

指輪が抜けないとき、出来ることはいっぱいある

急にむくんだ時に抜けないということが起きた場合、できることはいっぱいあります。手にたまった水分を手を高くしておくだけで改善できますし、むくみがひどい場合は、利尿効果のある食品や飲料を摂取し、塩分を摂らないことで水分を排出できます。むくんだり、ひからびたりするのは体内の浸透圧が関係します。細胞内に水分が流れ出て、しっかり血液中に水分を蓄えられない状態になるとむくんでしまいます。カリウムとナトリウムが関係します。

むくみを解消する食品 消防署にいくひまがあったら、その前に 小豆 トウモロコシ アボカド 納豆 ゴボウ バナナ などの食品やコーヒーや緑茶など利尿作用のある飲食によって、塩分を控えることによってむくみを解消し、指を細くすることが可能なのです。ひとによって1日のうち体調や体温で2号変わるのは普通のことです。あわてて消防署に行って切ってもらう必要はありません。1年かけて太ってしまったから指輪がきつくなったという場合はうっ血することはありません。徐々に太った場合、ゆっくりと脂肪が移動しています。その脂肪は流動的ですので、糸を巻いたりセロテープを張ったり指の関節にしわが寄らないように抜けば指輪をカンタンに抜くことが可能です。抜ける指輪を切るのはナンセンスです。

金属アレルギーと、ジュエリーアレルギーの調べ方

金属アレルギーのパッチテストは、受ける側がジュエリーに対して調べたいと
受診した場合、皮膚科のパッチテストセットはパックになっていて、調べる金属アイテムはジュエリーに対しては、医院によってはトンチンカンな試料が用意されてしまっています。もうテストコースメニューというか、セットになってしまっているので。
ドクターはジュエリーにあまり興味をお持ちでない。
水銀がテスト項目に入っているのは、昔学校の保健室で塗っていた赤チンに水銀が
含まれていたからではないでしょうか。水銀には強い殺菌力があったのでむかしはそうした有害なものが人体に塗られていたのでしょう。水俣病もあった。そのなごりでパッチテストを受けてもジュエリーに水銀が使用されることはありません。

ジュエリーをつけてみて、どうなるかを知りたい場合と歯科で口腔内での金属対策をしたいのか、もっと目的別に検査出来なければ意味がありません。
ゴールドのジュエリーでも含まれている金種はさまざま。そういう金属に造詣の深い皮膚科といってもむりかもしれません。パッチテストはしなくていいと思うのです。
いろいろな金種を用意してジュエリー店で試料を用意して実際に身の回りにあるジュエリー、アクセサリーの金属でテストできるようにすれば皮膚への負担も軽くて済むのでは?
アレルギー性接触皮膚炎が発症するメカニズムはどのようなものですか?公益社団法人日本皮膚科学会
金属アレルギー現状報告/東北大学
パッチテスト陽性反応上位の試薬
1位 塩化コバルト
2位 硫酸ニッケル

チタンのジュエリー素材としての価値

ジュエリーの素材として新しく進出してきている素材にレアメタルと呼ばれるチタン、タングステン、サージカルステンレスなどがあります。

チタンとタングステン、サージカルステンレス、どれが高級なのでしょうという質問を受けました。
プラチナが高級で金が若干下・・・みたいな序列的なものが新素材にもあるのかな・・・と
材質だけで価値判断できると思われる方もいるようですが。

ジュエリーとしての価値はそのデザインやどれだけ手が込んでいるかで付加価値がついてくるわけで、一概に材質が高価だからということは言えません。

貴金属でいえば、最も高い相場で取引きされるプラチナを筆頭に、金、そのあとに銀といった順番はあっても、ジュエリーとしては、ペラペラの粗末な造りの量産されたプラチナリングよりも、ゴールドのしっかりしたデザインの一点ものの指輪の方が高価な例も多々あると思います。

チタンとタングステン、どちらがえらい・・などと言うことはありません。
素材だけに関して言えば、チタンもタングステンもサージカルステンレスも、換金できる貴金属とは別物の工業製品の材質です。

結婚指輪の場合、永く着けるのだから耐久性も気になるし、丈夫で硬い方がいいという気持ちが働くもの。純プラチナ1000や24kゴールドはとてもやわらかく、ピュアが結婚の象徴と謳われるのとは裏腹に、とても歪みやすく日常で使ってしまうと数週間で変形してしまいます。ピュアで純度100%で丈夫な金属といえばダントツにチタンが揚げられ、傷になりにくく、変色しにくく、研究対象として申し分ないおもしろい金属がチタンなのであります。

強さを表すのに、「ゾウが踏んでも壊れない」とか100人乗ってもというのがありましたが、チタンも車にひかれても大丈夫とか劇薬でも大丈夫とかと言いたいところではありますが、果たして想定の必要があるかどうか。チタンは硫酸でも大丈夫なのですがチタンリングをはめて硫酸触っていいですとは言いたくありません(>_<)高濃度アルカリにと言う前に指輪より指が大丈夫ではないです。

チタンは反応しない 体質に関係なく金属アレルギーに安心だと言える なぜならチタンは金属イオン化しないから

チタンと金属アレルギー

金属アレルギーに対する知識については常に更新され、研究され発表がなされています。それについて思うことがありますので書きます。

基本的に、あらゆる体外物質がアレルギー原因となる可能性があります。自然のお花も草も。

花粉やブタクサが原因の空気伝播性アレルギーのように、無害なのにからだが反応するわけは、それだけ人間に近いからだとか、接した経緯があったからだとか、どんどん身体に新しいものが入ってくるからアレルギーとなって現れるとかそういったおまじないのようなことでアレルギーが出てくるのではありません。

以前は、チタンと金属アレルギーの関係を、チタンがまだ感作例が報告されていないのは、人類にとって歴史がなく、日常品として出回っていない、接触してきた歴史が無いからと、まるで体質によっては同じ金属なのだからチタンもジルコニウムも今後百年もして、チタンのマグカップで飲み物を飲み、チタン製フライパンで皆が調理し、チタンチタンの生活になったら、チタンアレルギーの体質も出てくるかも知れないといった間違った知識でいました。

しかしこれはとても古く、あやふやな知識。

チタンの金属アレルギーが起こらない理由は、皮膚界面でチタンが無反応だから

金属が固体の金属のかたちのまま皮膚の中に入り込むことはできません。金属イオンになって金属から離れて皮膚に移動する必要があります。
ニッケルやクロムや銅などの金属は汗に含まれる塩素、乳酸などによりイオン化してしまうので、からだに入り込んでから、合う合わないといった体質との相性によってアレルギー作用が起こってしまいます。

屈強な防御壁≒酸化被膜を作るのがチタンの特徴

しかしチタンはまず皮膚界面でイオン化できない性質の金属なので、からだに入り込むことができません。金属イオンとなって皮膚に移動する前に、酸素分子が吸着してきて防御壁を築いてしまうからです。このような防御壁を酸素分子によって築く金属はほかにもあります。CDの表面に蒸着しているアルミニウムもチタンのようにレインボーになります。その防御壁の厚みの違いでシャボン玉のような光の拡散を生み出します。チタンのような被膜は他の金属にもありますが、チタンの場合はその壁の緻密さ、強靭さが違います。汗によって崩されるものではありません。
従いましてどんな体質でもどれだけ人体に関わってもこの先もチタンが皮膚によってイオン化できる環境がないので作用も起こらない、金属アレルギーが起きないのです。

一般の接触性皮膚炎にはいろいろな原因がありますが、T細胞が深く関わっているという研究結果がでています。
チタンをイオン化させることは自然界では起こりませんが、無理やり電離させるような外からエネルギーを与えれば塩化物によってイオン化させることはできますが、実験室で普通は手に入らない劇薬を使って装置を使う話と、皮膚の界面で起り得るイオン化の話をごちゃまぜにしていると勘違いがおこります。
チタンというのは酸素に親和性が強いことにより、酸素分子とくっついて、チタンが劣化されない防止膜を瞬間的に張り巡らしてしまう特性を持っています。この防止膜(酸化被膜)を汗の成分が突破できることはありません。チタンの酸化被膜を突破できるような強力な汗をかく人の手は、触る物すべてを溶かしていってしまうでしょう。電車の手すりも溶け、水道の蛇口をもとかしてしまうような手汗をかく人は存在しません。人の汗はだれしも同じpH値範囲内に保たれています。
皮膚科による接触性皮膚炎の解説
金属アレルギーをひきおこす病原性T細胞を発見

金属アレルギーの最初の感作のきっかけ

アレルギーというのは、前もって体内に取り込まれているアレルゲンに対して、身体が拒否反応を起こすわけですが、単に見に着けるだけのアクセサリーなのに、いったいどうやって体内に取り込まれてしまうのでしょうか。

    金属をアレルゲンとするアレルギーのきっかけと考えられるケース

  • 金属が汗などでイオン化して皮膚から取り込まれてしまう。
  • ピアスの穴をあける際、傷口から接触してしまう。
  • めっきされたアクセサリーが頻繁な使用により磨耗し、下地のニッケルが皮膚に接触し、汗によりイオン化して皮膚から侵入する。
  • 歯科治療で使用された詰め物の金属が口内から体内に入る。
  • 歯科で使用される金属はアクセサリー、ジュエリーの素材とまったく同じではありませんが、パラジウム、シルバーなどの合金という点で共通の素材です。

金属アレルギーの原因

金属アレルギーの原因となる物質は、アクセサリーの素材に含まれる金属アレルゲン。クロム、ニッケル、コバルトを筆頭に個人差があります。アクセサリーにはチタン以外、通常の貴金属は純金属でない場合が大いにあります。ゴム製品加工に使われる化学物質、漆に含まれるウルシオールなど。

アレルギー性皮膚炎を回避するには、アレルギーh原因物質を検査、特定し、そういう金属のアクセサリー、ジュエリーを身に着けないことで避け、金属がイオン化しやすい汗をかく時期には避け、冬だけ着けるといった工夫も必要です。

金属のイオン化

金属はイオン化します。

さびといえば鉄です。鉄を例にとります。

鉄に亜鉛をコーティングしたものをトタンといいます。
鉄に錫(すず)をめっきしたものがブリキです。
どちらも錆対策で加工された身近な金属。

たとえば、トタン屋根とブリキ屋根が水に濡れた場合。
トタンが水に濡れると亜鉛(Zn)は亜鉛イオン(Zn2+)となって溶け出します。そうして、Zn2+が表層を覆うことで、軽く不溶性の酸化物となり、内部の鉄を保護し、ある程度丈夫な金属プレートとなります。
いっぽう海苔の缶などのブリキはスズ(Sn)のめっき膜を通して水が侵入し、イオン化傾向から第一鉄イオン(Fe2+)が溶け出します。

トタンにしろブリキにしろ、時間の経過で雨風にさらされれば錆が生じてきます。
そこでペンキが塗られ、保護膜を作っているわけです。
アクセサリーの金属も、汗の塩分によってイオン化するものもあり、それが体内に侵入し感作となるわけです。
プラチナは市販品はロジウムめっきされています。ホワイトゴールドやシルバーもめっきされているものがたくさん市販されています。けれどもこれらのめっきは指輪を使用するうち、やがてはがれて磨耗していきます。

ペンキのような保護膜を塗布せずとも、みずから保護膜を生成する金属がチタンです。
チタンは不働態を作ります。
金属表面が、外からの腐食が侵入できないような外壁のような膜を生成することを、不働態になったという言い方をします。

チタンはチタン自体の表層に、強い酸化皮膜を作る性質を持ち、その膜でチタン内部を保護する役割をします。

指輪のほかにもあるアレルゲン

金属の指輪などのジュエリー以外で、日常生活で接触するアクセサリーに使われる革や繊維に使われる染料というのも、光によってアレルギーの感作性を示す物質があるので留意が必要です。

動物の牙のペンダントや動物の骨を加工したピアス
ペンダントネックレスに使われる革ひも、麻ひも
革を加工する際、染料が、革をなめす際にはクロムが使われています。それらが胸元で日光にさらされ、光エネルギーによって感作物質に変化することもあります。ネックレスに付着した香水に光が当たり、それが皮膚に接触してアレルギーを引き起こすこともあります。