素人じゃわからないステルスウェルス?

デザイン

ちょっと見ただけじゃ気がつかないところに、プロの技が施されているところがとてつもなく贅沢。これみよがしにゴージャスに見せるのではなく、通にわかる品質の高さみたいなイメージ。

誰が見てもそれと気付くわかりやすさを優先しない、側面、裏面に気をつかった品質の高さ。

インスタレーションの作家活動をしていた当初、こだわっていたのはものの表面。絵の具のそのまた表面の薄皮のつら。裏面の無い造形を作りたかったが、できなかった。
そして、今もチタンの表面にこだわって結婚指輪を作り続けています。表面の被膜。
MONOマガジンから取材を受けたとき、チタンのどこに魅かれていますかとの質問に、こう答えた。「チタンは化学変化させることで、千変万化させられるところ」
これは、チタンの被膜、薄膜、つらの色のこと。
未だにものの表面と格闘し続けています。
kenmin012.jpg神奈川県民ホールにて
天井からつりさげるのに、クレーンに昇ってやりましたが、足がすくんでクレーンの先端のボックスから立ち上がれませんでした。電線を工事しているときのクレーンに乗っかってるおじさんはすごい。

結婚指輪とは日常

結婚指輪とは日常に沿ったもの。
国民的に読まれている書物というと、特別ハラハラするような仕掛けもなければ何か示唆を与えるでもなく、 どこにでもある日常の連続性の、ほんの半歩隣を描いた、チビまるこに匹敵するような設計。サザエさんも高視聴率。

結婚指輪のデザインに求められているのも、奇抜なもの、派手なもの、人目を惹くもの、気持ちをかきたてるものではなく、いつもそばに置きとどめたいもの。

話の急展開もいらなければ、オチも必要ない。

本やまんがを支える通といわれる人に支えられるヒットには日常という答えがあるようだ。
結婚指輪に「通」はいないけれど、日常身に着ける指輪には

いつも心地良い。
そんなデザイン、ストーリーに収束していく。

ストーリといえば、「奇怪な指環」という古い小説のような資料を国会図書館デジタルに見つけました。

金属アレルギーの最初の感作のきっかけ

アレルギーというのは、前もって体内に取り込まれているアレルゲンに対して、身体が拒否反応を起こすわけですが、単に見に着けるだけのアクセサリーなのに、いったいどうやって体内に取り込まれてしまうのでしょうか。

    金属をアレルゲンとするアレルギーのきっかけと考えられるケース

  • 金属が汗などでイオン化して皮膚から取り込まれてしまう。
  • ピアスの穴をあける際、傷口から接触してしまう。
  • めっきされたアクセサリーが頻繁な使用により磨耗し、下地のニッケルが皮膚に接触し、汗によりイオン化して皮膚から侵入する。
  • 歯科治療で使用された詰め物の金属が口内から体内に入る。
  • 歯科で使用される金属はアクセサリー、ジュエリーの素材とまったく同じではありませんが、パラジウム、シルバーなどの合金という点で共通の素材です。

指輪が膨張してサイズがゆるくなることがありますか?

金属もガラスも気温に応じて膨張します。

例えば明治通りのビルとビルのあいだの入り口にある鉄の扉は、冬に設置されたのか、寒い季節は扉がぴったり閉まりますが、気候が暖かくなるとだんだんぴったりとはまらなくなり、夏のあいだは、戸締りしようにも鍵をかけようにもぴったりしまらなくなります。冬になるとまたもどり、夏にしまらないという状態を何年も毎年繰り返しています。
ガラスと接着するにも、ガラス用の接着剤でないと、膨張して割れることがあります。

確かに金属は膨張します。
指輪も同じように膨張しているかも知れません。が、ドアのように大きいものなら、数ミリ膨張することはあっても、指にはめる輪っかのサイズで、人体に感じられるようなサイズの膨張とまでは疑問で、あったとしてもナノミクロンの単位で、だと思います。
指輪が、指の体温で膨張する気がすると感じられた原因は、指の方のサイズが太くなったり細くなったりしているから。

結婚指輪の意味VS指輪を着ける意味

指輪を着ける指

指輪をはめる理由というのは、

  • 願いをこめたり、
  • 自分の気持ちをこめたり、
  • 記念の指輪として結婚をあらわしたり
  • と、ひとによってさまざまです。はじめて指輪を着けるなら、きっかけや意味が気になります。

    お気に入りの指輪が見つかり、常に指輪を着け慣れてきて、サイズと指輪の関係が最も着け心地を左右することがわかり、居心地の良い場所=指にとって最も快適なところを探しはじめると、指輪は隣の指へと移ったり、もともとはめていた指でないところに行き着くことがあります。

    結婚指輪は結婚して着け始めるわけですが、薬指でしっくりこなくなってくれば他の指に着けたほうがずっと機能的に愛用できる場合もあるのです。

    指輪の意味づけ

    結婚指輪だからといって、必ずしも薬指につける、この指にはこういう意味があるから指輪をはめるといった決まりごとはありません。自分のもっとも良い場所探しで落ち着いた指に指輪をはめてあとから意味を着けてもいいのではないでしょうか。

金属アレルギーの原因

金属アレルギーの原因となる物質は、アクセサリーの素材に含まれる金属アレルゲン。クロム、ニッケル、コバルトを筆頭に個人差があります。アクセサリーにはチタン以外、通常の貴金属は純金属でない場合が大いにあります。ゴム製品加工に使われる化学物質、漆に含まれるウルシオールなど。

アレルギー性皮膚炎を回避するには、アレルギーh原因物質を検査、特定し、そういう金属のアクセサリー、ジュエリーを身に着けないことで避け、金属がイオン化しやすい汗をかく時期には避け、冬だけ着けるといった工夫も必要です。

金属のイオン化

金属はイオン化します。

さびといえば鉄です。鉄を例にとります。

鉄に亜鉛をコーティングしたものをトタンといいます。
鉄に錫(すず)をめっきしたものがブリキです。
どちらも錆対策で加工された身近な金属。

たとえば、トタン屋根とブリキ屋根が水に濡れた場合。
トタンが水に濡れると亜鉛(Zn)は亜鉛イオン(Zn2+)となって溶け出します。そうして、Zn2+が表層を覆うことで、軽く不溶性の酸化物となり、内部の鉄を保護し、ある程度丈夫な金属プレートとなります。
いっぽう海苔の缶などのブリキはスズ(Sn)のめっき膜を通して水が侵入し、イオン化傾向から第一鉄イオン(Fe2+)が溶け出します。

トタンにしろブリキにしろ、時間の経過で雨風にさらされれば錆が生じてきます。
そこでペンキが塗られ、保護膜を作っているわけです。
アクセサリーの金属も、汗の塩分によってイオン化するものもあり、それが体内に侵入し感作となるわけです。
プラチナは市販品はロジウムめっきされています。ホワイトゴールドやシルバーもめっきされているものがたくさん市販されています。けれどもこれらのめっきは指輪を使用するうち、やがてはがれて磨耗していきます。

ペンキのような保護膜を塗布せずとも、みずから保護膜を生成する金属がチタンです。
チタンは不働態を作ります。
金属表面が、外からの腐食が侵入できないような外壁のような膜を生成することを、不働態になったという言い方をします。

チタンはチタン自体の表層に、強い酸化皮膜を作る性質を持ち、その膜でチタン内部を保護する役割をします。

指輪のほかにもあるアレルゲン

金属の指輪などのジュエリー以外で、日常生活で接触するアクセサリーに使われる革や繊維に使われる染料というのも、光によってアレルギーの感作性を示す物質があるので留意が必要です。

動物の牙のペンダントや動物の骨を加工したピアス
ペンダントネックレスに使われる革ひも、麻ひも
革を加工する際、染料が、革をなめす際にはクロムが使われています。それらが胸元で日光にさらされ、光エネルギーによって感作物質に変化することもあります。ネックレスに付着した香水に光が当たり、それが皮膚に接触してアレルギーを引き起こすこともあります。

指輪でなぜ金属アレルギーが現れるのか

アレルギーとは、人体に無害なのに、過剰に反応してしまう体質のことです。
花粉でもハウスダストでもアレルギー反応がでたり、過剰な反応をするようになる。つまり指輪などのアクセサリー、ジュエリーを着けることで、アレルギー感作が起こるには、まずその感作物質が一定量体内に取り入れられていないと成立しません。
一般のひとの皮膚というのは、外から物質が入ってくるということは防御さるしくみが働いているのがふつうなので、指輪に触ったからといって、その金属が指の皮膚を透過して吸収されるなどということは起こりません。
では、いったいいつ指輪がからだに入っていたのでしょうか?

汗によりイオン化すると分子量が1000以下の小さい物質は皮膚から吸収され、皮膚のランゲルハンス細胞に認識され、リンパ節においてひとたびT細胞に異物と診断されるとアレルギーは発症するというしくみです。。

アレルギーの感作物質の特定はさまざまな要素もからみあうので一概に決められませんが、その指輪の素材である金属に接触する頻度や接触量にも関係します。
接触したことのないものには感作しえないわけですから、身の回りにでまわっていないチタンなどは、感作例もないというだけで、基本的にはすべての生体外物質はアレルギーを引き起こす可能性というのはあり、個人差があります。

夏を避けるという皮膚科クリニックの指導などは、汗対策でイオン化する季節を避けるといった意味合いがあります。
分子量1000以下の物質は単体ではアレルギーを起こさず、ひとのたんぱく質と結合して悪さをするものです。
チタンは汗に対してもイオン化しないため、皮膚に吸収される機会が生じないため、金属アレルギー対策のアクセサリーという言われ方をしています。

金属アレルギーとアクセサリー

人体に有害でなくても過敏に異物と認識して、それを排除しようとるす反応のことをアレルギーといい、その中でも、アレルゲンを金属とし、アクセサリー、ジュエリーに対して抗体を作りやすい体質のことを金属アレルギーといいますが、なかでも金属に反応してアレルギー性接触皮膚炎を起こす場合をさします。

アレルギー性接触皮膚炎は皮膚に接触した抗原である金属や化学物質がランゲルハンス細胞という見つけ役により体内で認識されて起こるリンパ球による遅延型アレルギー反応です。
ランゲルハンス細胞というのは、皮膚の外から侵入したアレルギー物質であるアクセサリーなどの金属を認識し、皮膚の表面からリンパ節に移動し、その物質を特に敵対的に認識するTリンパ球を増殖させてしまいます。再度、金属が皮膚に侵入すると微量であっても情報が伝達されるというしくみで、感作してしまい、アクセサリーや指輪を着けたところの肌に、紅班、むくみなどの炎症が起きてしまいます。3日後に反応が現れることもあるため遅延性アレルギーという言い方がされます。